新登場!うなぎボーンの佃煮ができました。
日頃、新商品についていろいろと探究しているのですが、
3月11日の東日本大震災後、私共でも今出来ることは何かといろいろ考え、
限りある資源をいかに有効に使っているのだろうか?無駄にはしてないだろうか?
と省みたところ、今までただ廃棄していた「うなぎの骨」があることに気づきました。
毎朝さばいから白焼きとして店頭に並んでおります「うなぎの白焼き」ですが、
シラスウナギ(ウナギの稚魚)の2年連続の大不漁もあり、
仕入の単価も高騰しており今夏以降、より高級魚となっていくことは間違いなさそうです。
そんな中、環境のことなどいろいろ考慮し、つくだ煮屋だからこそ出来ること。
「うなぎの骨の佃煮」を作ろう!と思い立ちました。
ところが、うなぎの骨は脂分がとても多いため、その脂っこさをいかにして抜き、
素材(骨)のもつ良さをどう残すか考えました。
そして試行錯誤の末、油で揚げてから醤油と砂糖と秘伝のタレを調合し仕上げました。
やや甘めに仕上げてありますので子供さんのおやつや大人の酒のおつまみとして、
お召し上がり頂けます。