春から夏、新緑にかけてこの時期、富山湾では、ほたるいか漁が最盛期を迎えます。
今年も入妻の佃煮に新しい仲間が加わりました。
富山湾産のほたるいかです。
早いものでは2月くらいから山陰地方で水揚げされますが、当店では身の肥えた富山湾のほたるいかに拘り『湾内物』というものだけを仕入れています。
大きさも身のプリプリ感もやはり別格です。
ほたるいかはボイルしたものをそのまま食べても美味しいのですが、難点があり目玉がを食べると歯に当たって「ガリッ」としてなんもショックな気持ちになります。
そこで一匹一匹のほたるいかの目玉を取り除く作業を惜しまず手作業でギュッと押して目玉を押し出して取っていきます。
ご覧のように白い眼玉が二つ取り除かれました。
酢味噌和えやお刺身としていただく場合には、さらに背骨と口ばしを取ると全く口の中で邪魔になるものがなくいただくことができます。
私はこの3点取りしたものに青ネギを刻んでオリーブオイルで食べるのが大好きです。