昆布漁で有名な北海道へ
取材に行って参りました。
当店の昆布の佃煮『甘口昆布』も
長年に渡って北海道より一等級の昆布を仕入れ、
継ぎ足し継ぎ足しで作ってきた元ダレと醤油と砂糖で
味付けて造っております。
昆布採りの船は、
地区漁協の出した合図で
早朝一斉に出漁します。
かぎ棹ですくいあげながら岩礁に着生している昆布をねじりながら取るのですが、大きくてまた長さもが10m以上にもなるものもあるので大変な作業だそうです。
そしてはずれたらすぐに船に引き上げます。
昆布の密生した場所へと船を移動しながら繰り返して、船がいっぱいになったところで戻って昆布をおろして、また出掛けるといった漁です。
船からおろされた昆布は、干場(カンバ)へ運ばれ、根を切り落とし、頭を上にしてきちんと並べられていきます。干場には小石と砂利が敷きつめられていて、くっついてしまわないように少し移動させてたり乾燥を平均にするために1〜2回ほど裏返したりします。(『浜寄せ』という作業だそうです)
干しあがった昆布は、時間と手間をかけて形成され漁連の検査などを受けて当店に『甘口昆布』の佃煮の原料として送られてくるのです。
甘口昆布
北海道産の特級品の長切昆布を、程よく炊き上げました。
当店製品の中でも、特に人気商品です。
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